赤ちゃんに適した水
人間のからだの60%は水分であると言われています。お年寄りになると50%くらい。赤ちゃんは70%、新生児に至っては80%なんて言われています。これは新陳代謝が活発でたくさんの汗をかいたり、排出したりすることに関係するようです。そんな赤ちゃんには安全でおいしい水を与えてあげたいものですよね。
ここでは赤ちゃんと水というキーワードからウォーターサーバーを考えてみたいと思います。
赤ちゃんと水質
赤ちゃんは消化機能が未発達ですので過剰なミネラルを摂取すると下痢などを起こしてしまう可能性があります。特にマグネシウムの値が高いと内臓への負担が高くなってしまいますので、赤ちゃんに飲ませてあげる水はミネラルが過剰に含まれていない軟水を選ぶようにしてください。
一般的な粉ミルクは水道水(軟水)で作ることを想定しており、赤ちゃんの成長に必要なミネラルが配合されています。硬水のように最初からミネラルが豊富に含まれている水で粉ミルクを作ると過剰にミネラルを摂取することとなり、消化しきれなくなる事もありますので特に注意が必要です。
次に酸性・アルカリ性の程度を表す数値としてpH(ペーハー)値と呼ばれるものがあります。これは水分中の水素イオンの濃度を示すもので、pH7.0の中性を基準に0が酸性、14.0がアルカリ性となっています。健康な人の体液はpH7.4の弱アルカリ性と言われていますので、このpH7.4という数値に近いもの(pH6~8)を選んでおけば間違いありません。
これらの条件から赤ちゃんに最適な水を考えてみると、RO水(ピュアウォーター)が有力な選択肢となりそうです。勿論、天然水でも構いませんが、その場合は硬度の低いものを選ぶように心掛けてください。
赤ちゃんとウォーターサーバー
赤ちゃんのいる家庭でウォーターサーバーを導入するメリット3つを挙げてみたいと思います。
1つ目は安全面。日本の水道水は世界的に見ても非常に優れたものですが、3.11福島原発事故直後では一部の地域で浄水場の水が放射能に汚染されるといった事が起こりました。数日間のみで危険なレベルでは無かったとは言え、赤ちゃんや小さなお子さんがいるご家庭では本当に心配されたと思います。ウォーターサーバーであればこのような水道水の状況とは関係なく、赤ちゃんの為に安全な水を確保しておくことができます。
次に、その安全な水を自宅に居ながら受け取れるという点です。赤ちゃんや小さなお子さんを連れてスーパーに行くだけでも一仕事なのに、重たい水を抱えて帰ってくるなんて大変ですよね。苦労して持って帰ってきたとしても精々ペットボトル1~2本(2~4リットル)。すぐに使いきってしまいます。その点、ウォーターサーバーであれば、まとまった量を定期的に届けてくれるので、買いに行く・運ぶといった苦労、すぐに使いきってしまう心配からも開放されます。
最後に利便性。ウォーターサーバーはコックをひねるだけで冷水と温水の2種類の水が出てきます。粉ミルクを溶かしてミルクを作ろうと思った時にわざわざお湯を沸かしたりする必要もありません。必要な時に安全な水と安全なお湯を混ぜてすぐにミルクを作ることが出来るわけです。
赤ちゃんと水に関するメモ
- マグネシム等のミネラル分があまり含まれていない軟水が最適。
- pH7.4前後の弱アルカリ性だと安心。
- RO水(ピュアウォーター)を中心に選ぶと良さそう。
- ウォーターサーバーなら安全な水を自分で運ぶことなく必要な量を常に確保しておく事が出来る。
- コックをひねるだけで冷水と温水が出るので粉ミルクを溶かしてミルクを作ることが簡単。
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